「ただいま。そして、はじまりの合図。」

展覧会

「ただいま。そして、はじまりの合図。」

2018 年 11 月 16日(金)~ 2018 年 12 月 2 日(日)10:00~21:00 ※最終日は19:00まで

藤原俊の活動の『過去・現在・未来』をテーマとしています。
18 歳で、静岡から旅立った今までの創作の軌跡といま現在、
そして、これから静岡ではじめる新たな活動の息吹とビジョン。


本展示は、私、藤原俊の活動の『過去・現在・未来』をテーマとしています。

『過去』は私の制作活動の軌跡を巡る展示です。
美術を志し上京した18 歳の頃からの作品、油彩、水彩を中心とした平面作品の展示です。
現在の活動の土台となる、ものづくりへの情熱、出会いそして発見する喜び、それを自らの体験を経て
創造する為の思考と技術に繋げていく過程。ガムシャラに絵を描く事でそれらを身に刻んいった
かけがえのない時間。その中で生まれた作品達を展示します。

『現在』は、現在の主な創作活動であるステンドグラス作品とステンドグラスの技法に関する
展示です。作品の展示と共に普段はあまりに馴染みのないステンドグラスの作り方、成り立ちや歴史、
日々の暮らしにおけるステンドグラスの楽しみ方を感じてもらえる展示です。
また、私がステンドグラスを作っていくのに目指している、明治期に活躍した静岡市出身の
ステンドグラス作家・小川三知氏についても多くの方にその功績を知って貰えたらと思いました。
そこで、彼の功績を伝える活動している『小川三知を讃える会』にご協力を頂き、特別に三知作品の
写真パネルを展示します。
会期中には小川三知研究の第一人者・井村馨先生をお招きし、三知が目指した日本独自の
ステンドグラスの魅力と、日本建築におけるステンドグラスの可能性についての講演を行います。

『未来』は、12 月にオープンするステンドグラス工房『Sun crafts(サンクラフツ)』の事と、
静岡に戻って来る際に、祖父母が残してくれた静岡市葵区小瀬戸という里山の古民家を住居兼
創作活動の拠点とした事をキッカケに学び始めたパーマカルチャーデザイン(自然と共に暮らす知恵、
自然の中での循環の仕組みをデザインする学問)に関する展示と、その小瀬戸という集落の歴史や
文化を未来につないでいく活動に関する展示です。
パーマカルチャーデザインの実践、小瀬戸の文化と歴史を未来につなぐ活動はどちらも、静岡に
戻って来る事で生まれた自分にとって新しい活動です。まだ、どんな広がりを見せるかは未知数ですが、
今までのものづくりの活動と共に静岡での自分の活動の大切な柱です。
講演会の後半では、この未来に向けた活動のビジョンについても語ります。
本展示が、多くの人との新たな出会いのはじまりの合図となりますように。


「ただいま。そして、はじまりの合図。」

会期:2018年11月16日(金)~ 12月2日(日)

開催時間:10:00 ~ 21:00 ※最終日は19:00まで

会場:静岡市文化・クリエイティブ産業振興センター 1階ギャラリー

入場料:無料

協力:株式会社ステンドグラスバロック
   吉祥寺美術学院・静岡美術学院
   小川三知を讃える会
   パーマカルチャーセンタージャパン
   小瀬戸の文化と歴史を未来につなぐ会

主催:静岡市文化・クリエイティブ産業振興センター



特別講演
会期:2018年11月25日(日)

開催時間:14:00 ~

○前半『小川三知から未来につなぐ日本のステンドグラスの可能性』

講師:井村 馨 氏(小川三知研究家) *対談:藤原 俊

≪井村 馨 氏≫
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1962年  石川県金沢市生まれ
2017年 京都造形芸術大学 芸術学部 芸術学コース(通信教育部)での
    卒業論文「小川三知の生涯と作風の変遷 ~新出資料からの考察~」を機に
    同年9月に静岡県立美術館の論文発表会にて講演
    現在、小川三知研究家・フリーランスの映像ディレクターとして活動中


≪小川三知(おがわ さんち)≫
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日本のステンドグラス作家の草分け
1867年(慶応3年)〜1928年(昭和3年)
駿府藩の藩医の父の元、呉服町にて生まれる。
1886(明治19)年 第一高等中学校(現東京大学・独逸語予科)に入学、のち退学
1889(明治22)年 東京美術学校日本画科入学
1900(明治33)年 渡米、シカゴ美術院で装飾図案などを学ぶ
          同時に日本画の教師としても活動
1904(明治37)年 セントルイス万博での活動がきっかけでアメリカの工房でステンドグラスを学ぶ
1911(明治44)年 帰国し、工房「小川スツジオ」を開く         
         慶應義塾大学図書館、大正天皇御湯殿など多くの作品を残す
1928(昭和3)年 腎臓病悪化のため61歳(数え年62歳)で亡くなる


○後半『はじまりの合図』藤原 俊
これから静岡ではじめる新たな活動の息吹とビジョンについて
・ステンドグラス工房 Sun crafts
・パーマカルチャーデザイン
・小瀬戸の歴史と文化をつなぐ活動

会場:静岡市文化・クリエイティブ産業振興センター 2階多目的ルーム
※CCC正面入り口(七間町通り沿い)からお入りください。
 水道庁舎正面入り口と、正面右手の外階段からは入場出来ませんのでご注意ください。

CCC入口案内図.jpg

入場料:無料

お申込み不要です。直接会場にお越しください。

プロフィール

藤原 俊 (SHUN FUJIWARA)
藤原 俊 (SHUN FUJIWARA)

1978 静岡市生
2006 東京藝術大学大学院壁画研究室 修士課程修了 専攻ステンドグラス
2008〜11 東京藝術大学美術学部大学院壁画研究室 教育研究助手
2008〜10 世界遺産ガッラ・プラチディア廟モザイク壁画の保存修復調査
       (科学研究補助事業)連帯研究者
2011〜18 株式会社ステンドグラスバロック デザイン・企画室チーフ
       (現在 同社絵付け技法講座専任講師 )
2018年3月 静岡市に転居
12月     ステンドグラス工房Sun crafts(サンクラフツ)オープン予定
       (http://www.suncrafts.jp

展示歴
2008 NEWS 展 (東京藝術大学)
2009 東京藝術大学油画教員展サマーショー(日本橋高島屋)
2010 常総まちなか展(茨城県常総市)
2018 ステンドグラスバロック工芸教室展(さいたま市うらわ美術館)